三行書付

大抵のことは三行でおk

蟲師 #19

いつになく薄味風味。一寸物足りない感じがしたのって、オレだけ? いきなり、子守の奉公娘と結婚したい、と言い出しちゃう息子って、 親の立場からすると困るだろうなぁ、と。 親戚縁者への見栄とか、ご近所への世間体とか。 まぁ、清志朗は長男ではないよ…

蟲師 #18

尺が足りなくてOPはカットらしい。 確かに、内容は一杯一杯だった印象が強かったし。 故郷の地に高密度で存在する蟲、というのはゾッとしないが それが自然であるなら、なんら恐れることもない訳で。 あたかも人の体内に住まわう、有益な細菌のようなものか…

蟲師 #17

いわば、蟲FAX*1とでも呼べばいいのか。 しかも、全自動ではないので中継基地に交換手が必要であり、 更に、蟲式バイブレーション仕様でリアルタイム着信も実装。 なにより電源不要。かなり便利っぽいな、コレ。 システマチックに構成された蟲の有効活用とい…

蟲師 #16

今回は一寸初期の頃の雰囲気に近かったかも。 しかし、記憶絡みの話って、なんだか切ない展開が多いよな。 オレも忘れたいことは一杯あるけど、本当に忘れてしまったなら、 その「忘れたこと」を想うようになるのかもしれない。 今回の陰膳みたいに。 ただコ…

蟲師 #15

極めて一方的ではあるが、ギンコの色恋沙汰って多分はじめて。 いつの間にか呼び捨てになってるすずはツンデレ。いや、もういいって。 雪が降りしきる中、仮初の春が息づく情景描写が素晴らしかった。 CG向けと言ったらそれまでだが、それにしたって高クオリ…

蟲師 #14

真性ヒッキーには夢のような話。 外界から隔絶された静かな空間で、質素ながらも楽しい我が家。 そして、愛する者に愛される生活。 まぁだからこそ、賑やかな人里が恋しくなることもあるのだろうが、 それはまさに悪魔の囁きなのかもしれない、ってことで。 …

蟲師 #13

いつになく完成度の高い1話だったかと。 蟲の身体の強度に方向性があるとか、動物の首筋から蟲が出入りするとか、 何か事が起こる前には、必ずその伏線が引かれているのね。 コレ、普通に見ていても「あっ、アレだ」ってピンと来るから凄い。 そういうポイン…

蟲師 #12

本人も忘れている(筈の)ギンコの過去話。 言われて見れば、現在のギンコの容姿って結構奇異だよな、とヌイを見て再認識。 ヨキの中の人は沢城みゆきだったがEDを見るまで気が付かなかった。 例によって、子役なのかと勘違いしていたんだけど、 逆を言えば…

蟲師 #10−#11

硯と化した蟲と山の主の交代劇な2話。 しかし、硯師って商売として成り立つのかね。 硯を手放したがらない化野を見て、 てっきり、たがねと所帯を持つのかと思った。 この2人、一寸そういう雰囲気が漂ってたし。 かように、度を越した好事家とは実に危険な存…

蟲師 #09

土地に縛られ、土地と共に生きるしかない農民たち。 そして、祭主の苦悩。 紆余曲折はあったが、結果的に不老不死の身となった祭主は、 亡き妻と共にあり続ける田を永遠に見守る半人半蟲の存在となった訳だが、 コレが幸福か不幸かと問われれば、前者であっ…

蟲師 #08

いやいや、危うく本作も修羅場アニメの仲間入りをするところでしたな。 ナミと新たに所帯を持ったと思しきシロウの現状から鑑みると、 みちひが既に蟲に取り込まれていたのは不幸中の幸い。 冷酷で恐縮だが、理屈の上ではみちひはもう「過去の人」なのだから…

蟲師 #07

フジもアニメはハイビジョン制作なんだ。 で、例によってやたらと淡々とした話だったような。 コレ、深夜にリアルタイムで見てたら、睡魔との壮絶なる戦いに陥りそう。 なんかさ、最近の本作って、まんが日本昔話と化してないか? 流れ橋の出来るまでを妖怪…

蟲師 #06

生まれてから死ぬまでのサイクルが一日の蟲さん。 で、宿主の体内時計もその原則に支配されてしまうと。 完全にドラッグ体験って感じの情景描写。 見るもの聞くもの、毎日がはじめての経験。 それって、とてつもなく新鮮で刺激的な日々に違いない。 なんとも…

蟲師 #05

いつになく薄味な雰囲気ですな。 化野の存在は、この作品世界にとって必要不可欠とみた。 別に蟲と戦っている訳じゃないけど、 ギンコの側に「味方(顧客?友人?知り合い?)」がいるってだけで安心できる。 角や杯など、かつての戦利品を手にしているとこ…

蟲師 #04

回を重ねる度に、時代設定が怪しくなっていくな。 前話の雪中の笠姿もどうかと思ったけど 本話なんか普段着からして幕末ライクな雰囲気だし。 そうなると、ギンコの服装だけが妙に浮いてしまう諸刃の剣。 夢を具現化する蟲ということで なにやら、もの凄い規…

蟲師 #03

手→目→耳。 どうも、蟲は身体の部分に取り付くようですな。 症例が少ないから推理が必要、とか。 なんだか難病に挑むときのBJみたいな展開。 成る程、ある意味、蟲師ってのは医者みたいな立場なのか。 と、今頃気付く俺も俺。 目に見えないモノを手繰り寄せ…

蟲師 #02

二つ目の瞼。光の川。義眼。 いやもう、スゴイ世界観で嬉しくなることしきり。 一寸ドライでエロ抜きの江戸川乱歩的な雰囲気。 そもそも、蟲師ってなんなのよ?とか、思ってみたり。 まぁ、蟲の皆さんは宮崎駿ワールドの住人っぽくはあるんだけど、 あの手の…

蟲師 #01

初っ端から、良作の予感。 背景にとてつもない思想を感じさせる世界観。 シンプルなキャラ。蟲の解釈。 昭和初期的な時代風景が妙に馴染む。 そんな空気感。気配。流れ。 ある意味、かなり心地よい雰囲気アニメ。 説教臭くないところが尚良し。 萌えキャラは…