三行書付

大抵のことは三行でおk

ソウ SAW 2004/米 

テレビの録画。今回が初見。
どう考えても、あの死体はアヤシイだろう?
という訳で、オチは完全に納得の範疇。
フレーム数をわざと落とした撮影方法や
素早いカットの差し替えなど、
低予算のB級映画のノリというよりも、
むしろ、アマチュア映画のそれを連想。
故に、本作固有の
余りにも激しい独特性は凄まじいばかり。
数々の真相がジグソーパズルの如く提示され、
見る見る組み上がっていく様子は中々に稀有かと。
途中で時系列が狂うところは少々面食らったが、
全体としては概ね綺麗に纏まっていて感心した。
どのキャラもスネに傷を持つ身、という設定は
話に深みを与える巧い技法だな。