三行書付

大抵のことは三行でおk

撲殺天使ドクロちゃん #01-#08

テレビ神奈川にて、2005/03/12より放送。
稀に受信状態がいい時だけ、僅かながらに見たことがあったのだが、
今回、DVDにて全話を視聴する機会を得た。ぴぴるぴー!
注目すべきは、そのバイオレンス描写。
主人公の桜くんがドクロちゃんの撲殺バット・エスカリボルグで毎度惨殺される。
ある時は脳漿をぶちまけ、またある時はみぞおちに風穴を空けられ、
またまたある時は上半身を丸ごと吹き飛ばされる。
飛び散る鮮血、脳髄、肉片、そして、内蔵各種。
だがしかーし! ドクロちゃんの魔法の呪文で一瞬にして復活!
で、延々、その繰り返し。む、惨い…。
ドクロちゃんを演じるところの千葉紗子が異常にはっちゃけており、
もはや誰なのか聞き分けが出来ないレベルに達している、かも。
まぁ、今聞けばプリシラを2倍くらいハイテンションにさせると近いような気もするが。
美少女キャラなのに下痢で漏らしそうになったり、バス酔いでゲロを吐いたりと、
もうなにがなにやらな斬新な表現も多い。ある意味、体を張ったギャグなのか。
基本的なストーリーラインとしては、ターミネーターオチのドラえもんがベース。
桜くんを堕落させる為に送り込まれたドクロちゃんのドタバタがメイン。
…の筈なんだけど、実際には彼女のやりたい放題なだけ、という感じが。
この辺、如何にもラノベ原作ってところですか。
内容的には殆ど見るべくもないんだけど、
前述の過剰な暴力描写がアクセントとなり、見ている側を飽きさせないのは確か。
また、やたらと登場する北朝鮮ネタの危うさも笑いを誘う。
つか、コレ、両方とも地上波じゃ修正が入っていたのではなかろうか?
小ネタなのか大ネタなのか判断は難しいが、
OPとEDのスタッフクレジットに「血液型」「星座」「本籍所在地(多分)」の
3バージョンがあったのには流石に驚いた。つか、驚愕。
各社にファックスでも流して全員分をリサーチしたんだろうな。
物凄い手間と労力が掛かってるよ、コレ。
いずれにしても、壮大なネタアニメとして素直に楽しむのが正解なのだろう。
ぴぴるぴるぴる、ぴぴるぴー!