へぇ、ちゃんと綺麗な起承転結になってるよ、本話。
正直、本作にはまともなストーリー展開なんて望んでいなかったけど、
三井秀樹、結構真面目にホン書いてるな。流石だな。
容姿や能力からいくと、恐らくあゆみの直接のライバルキャラになるのであろう、
生徒会長・黒須ゆりが今回のメイン。よくいる、和風美人の典型ですな。
でも、並木のり子のお嬢様キャラってはじめて見たな。
名前からして「ゆり」なだけに、どうも百合っ娘に支持されている模様。
そして、春生との過去の因縁もあったりと、
キャラとしてはかなりの類型タイプなんだけど、
パッと見あり得ないと思える程のハイテンション娘だったりして意表を付きまくる。
この辺、本作のレギュラーキャラに共通するパターンなのかしらん。
その他、各所からの小ネタ＆パロディも適当に散りばめて、
80〜90年代の古きよき時代の雰囲気もふりまきながら、
なんとなーく巧く纏まってしまうところが、オレ的にはスマッシュヒットだったな。
うむ、本話もよかった。面白いわ、コレ。
でもまぁ、1話並みにもっと黒いところがあってもいいかな、とは思うけど。
ところで、冬乃が守銭奴なのは、中の人絡みのネタだったのね。
本当にありがとうございました。
