三行書付

大抵のことは三行でおk

妖怪人間ベム #01

「おいら、ベロってんだ! 怪しいヤツじゃないよ!」
いや、十 分 す ぎ る 程 ア ヤ シ イ ですから。
ANIMAXで4月から放送されていた本作がMXにも登場。
何故か最近のMXは怪奇モノの再放送がやたらとお好きなようで、
夏向き編成に向けて奔走するアニメ担当者の苦労が忍ばれます。
だがしかし、あの名曲だったOPが散々なものになっているわ、
井上和彦のベムは滑ってるわ、作画はデッサン狂いまくりだわで、
コレは一寸 如 何 な も の かと。
逆に、殆ど変更されていない独特なキャラデザの
ニセ人間形態が5本指だったことには妙に感激した。
常時3本指は旧作最大のツッコミどころだから、
コレは本作最大の改善箇所かと。よくやった!って感じ。


ただまぁ、ゴールデンタイムの放送なのに
妖怪や妖怪に襲われる人間の表情が過剰にキモかったり、
敵が3本爪で引き裂かれる凄惨な戦闘シーンが展開したりと
正直、作画や演出のアンバランスさが目立っていたような気も。
だって今回のは、戸田恵子ゲゲゲの鬼太郎と同じ路線なんじゃないの?
夢子ちゃんみたいなポジションの雲英(変換出来る!)がいるし、
ココまでグロすぎじゃ、怖くて子供は見られないよな。
という訳で、さして面白くも感じなかったが故、戦線離脱。